北海道の冬は暖かい

言うまでもないことですが、北海道では冬になると雪が降ります。老若男女問わず、誰の元にも平等に。

場所によって多かったり少なかったりはするものの、「あの家はお年寄りの一人暮らしだから避けてやろう」とか「こっちは家庭用除雪機もあるし、若者が住んでいるからちょっと多めに積もってもいいだろう」とか、雪がそんな情けをかけたりヒイキをしたりするわけがありません。

北海道にだって他の都府県と同様に、高齢者だけで暮らす住宅はたくさんあります。家の前にも屋根の上にも雪が降り積もる冬、そういった住宅では除雪をどうしていると思いますか?

私が暮らす町には、除雪ボランティアがあります。中学生がグループを作って、高齢者だけが暮らす住宅などの除雪を行うのです。ボランティアだから、もちろん無償。でもお年寄りが汗を流す中学生を労い、ちょっとした飲みものやお菓子をくれることもあります。

そのときは頂いても差し支えのないようなら、ありがたく受け取ります。こちらがいくら断っても、「受け取ってもらわなきゃ気がすまない」と言われることもあるので(^^;

中学生だけでは力が及ばないので、隣近所の助け合いも必要。住民みんなが力を出し合って、北海道の冬を越していくのです。

全ての地域でそういったボランティアを行っているとは限らないし、ボランティアの形もそれぞれで違うでしょう。取り組み方は違っていても、除雪ボランティアを行う地域が多いようです。

せっせと高齢者が暮らす家の除雪をしている中学生の姿を見かけると、とても心が温まります。自分の家の除雪をしてくれているわけじゃないのに、差し入れをしてあげたくなったり(^^ゞ

高齢者は除雪をしてもらうことで助かるし、中学生は「ありがとう」と感謝される喜びを覚える。この活動はずっと続いてほしいなぁと思います。